竹之内 淳志 じねん舞踏ワークショップ
陰陽舞踏行列inアビニヨンフェスティバル/フランス
竹之内 淳志じねん舞踏ワークショップ‐アビニヨンフェスティバル期間中、
会場野外オモテ通ウラ通にて陰陽舞踏行列と市内各広場にてグループ
また、ソロパフォーマンスを行うパフォーマンス体験型ワークショップである。
2005年7月4,5,6,7,8,9,10,11,12,13日(10日間)
今回のワークショップは実際のパフォーマンス体験型ワークショップであるゆえ、舞踏ワークショップ経験者向けの内容である。最初の4日間で舞踏行列とグループ、ソロパフォーマンスを創作する。後半6日間常にオーディエンスを前にした野外での、1日で4時間連続、計30時間踊りっぱなしの体験を通して踊り踊らされ踊り続ける踊りの、舞踏の本質に迫るワークショップである。
陰陽舞踏行列とは、昼と夜、生と死の大きな自然‐じねん‐のサイクルの中で生きる様々な生命を踊る行列である。
今回の行列は、社会から外され、又外れてしまった生命。押しやられ、抹殺されてきた生命。身体や心を病み、狂った生命。歴史の中で存在を忘れられ、暗部に押し込められたこの様々な生命に光を当て、深く抱きしめその生命に成る。そしてその生命を踊る事を通して、それらが封じ込められていた暗部から解き放たれ、その暗部を光に変えていく、生命の解放を踊る行列である。
そしてその踊りは更に、私たちの内のもある暗部、例えば死を恐れるように、触れてこなかった暗部を抱きしめ、解き放つ。そして踊り続ける中で、最後には私達は人である事もさえも忘れ、生命自体になり踊る。
私たちが踊る生命とは、まず私たちの中にある暗部,踊る盲目のストリートチルドレンやさまよう老人,唯祈る人々,生存と自由を叫び踊る革命の人々,躁病(嬉しくなり続ける病)になり笑い踊り続けるピエロ,日々愛され捨てられる娼婦や男娼,躁鬱,分裂病で隔離された人々,強制収容所で自らの墓穴を掘る人々,強制移住の先住民の死の行進,火炎弾で焼き尽くされる森とその精霊,殺戮と麻薬で精神異常になった兵士,愛と食に飢えた無数の子達,環境破壊で消えいく生き物、海の神や山の神,忘れられた太古の踊りとモノノケ達、忘れてきた私達の胎内に眠る様々な生命,etc、、、。
踊りとは舞台芸術になる以前の太古には、赤ん坊が生まれれば踊り続け、、、。近しい誰かが亡くなれば踊り続け、、、。大地と繋がり踊り続けた。私たちは、唯踊り続ける事から生まれる、その繋がりを忘れてきた。だからその繋がりを取り戻そう!そのためにはまず愛す事無く置き去りにしてきた、私達の暗部を抱きそれを解き放ち光にするまで唯々踊り続ける。
それは、それら暗部に押しやられてきた様々な生命たちへの鎮魂歌であり、
同時に、闇を光に変えていく肉体と精神の踊る革命である。
竹之内 淳志
参加資格:舞踏ワークショップを既に体験してきた人の方が望ましいが。まず1日連続5時間の踊りの行列を中心にしたパフォーマンスで、日常に帰らず踊り続ける集中力を持続できる人。
*基本的参加者はに全期間参加できる事。
衣装:あなたが成ってみようとする生命に合うと思われる衣装、かぶり物、を持ってくる。
陰陽のように西洋と東洋、古典と現代、様々なタイプの両極の人がいて構わないので、迷わず自分の思う衣装、扮装を持ってくる事、ドレスや派手な扮装、奇抜なものも可、ハダカも可ただし舞踏用パンツ、ふんどし等着用の事。当方では日本の着物10着程度、白塗り等用意しています。
*裸足は夏の炎天下の石畳ゆえ不可能、丈夫で踊れる靴持参の事。
■この陰陽舞踏行列はアビニヨンフリンジ舞踏フェスティバル参加の竹之内 淳志じねん舞踏作品『石』(ゴルビンシアター)のイントロ部分とエンディング部分に一部出演予定。
■音楽(3名) 美術 メイク(2名) 撮影(1-2名) チラシ撒き(1-2名)の参加者募ります。
*音楽: 生音(太鼓パーカッション,ギター,サックス,トランペット,etc)で演奏可能なものが良いと思われますが、電気楽器でバッテリー付きスピーカ・マイク等どうしても必要であればこちらで用意するのは難しいと思われますが、Jinenco@aol.com(Globe
JINEN)に相談ください。
*美術、メイク: リヤカーを引き車に改造。其々が持ってきた扮装衣装をアレンジする。其々の参加者のイメージに合う化粧やヘヤーメイク等。
*撮影: カメラまたビデオ撮影等。
*スタッフワーク チラシ撒き:チラシ‐じねん舞踏公演『石』案内、陰陽舞踏行列についての文
※ これら音楽・美術・撮影・他スタッフワーク分野での参加について7/4−7/7ワークショップの参加費は無料になりますが。但し7/8−7/13の陰陽舞踏行列には舞踏ダンサーとしてではなく、其々のスタッフワークに専心することになります。
この音楽・美術・撮影・他スタッフワーク参加者も他の参加者同様、宿泊食事等用意できませんので了承下さい。
<宿泊情報>
現地での宿泊情報多少準備しておりますので問い合わせ下さい。予約は各自。
<予約&問い合わせ先>
Espace Culturel Bertin Poiree
Association Culturelle Franco-Japonaise de TENRI
8-12, rue Bertin Poiree 75001 Paris
Tel +33(0)1 4476 0606 / Fax +33(0)1 4476 0613
E-mail: info@tenri-paris.com
日本語 tel及びe-mailとも可能
Website : www.tenri-paris.com