Photo by Koji Fukunaga, Poster design by Katsuyuki Tanaka

 


いってき(60分)
初演1995年 第2回大阪ダンスエクスペリエンス
(大阪千日前トリイホール)

この時代のこの日本という国が一つの水たまりであるなら、僕もそこに落ちるいってきの水。波紋は広がり、
あちらこちらに落ちたいってき達と干渉し合い、またあらゆる形の波紋を作りつつ広がりゆき、無限へと消え行く。
僕が生きて来た中であえて分ければ、四つの印象に残るいってきに出会ったような気がする。
それは子どもであり、女であり、男であり、老人であり、四人の人のようでもあり、ただ独りの人のようでもあり、混ざり合い溶け合った不可思議なもの。
そんな四つのいってきを踊りの中でまさぐりそれを通して僕という昼と夜を抱いたいってきをその水たまりに落としてみたい。
振付・舞踏:竹之内 淳志
音楽:慧奏(初演時演奏1995年)、小宮広子(鈴、石、パーカッション、ヴォイス)
照明プラン:藤原康弘
衣装:西野なおみ
水盆:伊藤孝一(初演時1995年)
宣伝写真:福永幸治
宣伝美術:田中克幸
美術:舞台中央に池。池上には水滴が絶えず波紋をつくりだしている。

 

PHOTO by Hariko Ubukata

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




Copyright 2002-2007 © Globe JINEN All rights reserved.