2007年 竹之内淳志 じねん舞踏ワークショップ
in 屋久島
photo Hiroko Kurosaki
---屋久島胎内巡り舞踏ワークショップ---
屋久島の胎内(体内)を巡ってみる。
日本アルプスが日本の背骨というように、屋久島の背骨、肺、脳、胃、背骨、指先を想像しつつ島巡り、
その胎内で舞踏を踊る。
太古から儀式として残る胎内めぐり、それは生命の再生の儀式だった。
大地の胎内に戻り、大地の子として生まれ変わる。
自然の一部に我が身もあると体感する祭りごとだった。
日々の暮らしの中で、内と外を分けて人は暮らしている。
私の体は私の内にある、だから私のもの。外のものは私のものではない。本当にそう?
体に風が吹きつければ、踊らされたりよろけたり。寒けりゃ縮こまり、日が差せば伸び上がり踊る。
そんなふうに、内と外は何時も繋がっている。内があるから外があり、外があるから内がある。
そして遠くを遙かに眺める目で見ると、内も外も境界がなくなり、それらすべてが春夏秋冬の繰り返しの中で、
生命の踊りを踊っている。
舞踏とは、踊りとは、何なのだろう、、、。それはその全ての自然の変化さえ、自分の体の一部と感じる、動の
瞑想なのかもしれない。
踊る中で冬の雪を耐える木々に成り、獲物を追う獣になり、生命を開き続ける花にもなれる。無念無想の石にも、、、。
体の内から生まれるダンスがある。そのダンスはあなたの周りにある自然や全てと繋がっている。
屋久島の胎内を、子宮、肺、脳、胃、血脈、背骨、指先を巡り、自分の内側の体にも、山があり森が、川の
せせらぎや滝、浜辺、春夏秋冬があることに気づく。あなたの体内にあるそれら森や山も、この島の胎内に呼応
して踊っている。この島の、あなたの、その双方の胎内を巡り、つながりを直に感じて踊ってみる。
竹之内 淳志
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開催日時: 2006年 2/20
(火)−
2/24(土)5日間ワークショップ
※集合2/20昼、集合日は午後2時ごろからのワークとなります。2/24のワークショップ終了・解散は夕方4時。
ワークショップ:この5日間、屋久島の自然のもとでワークします。屋久杉林、川のせせらぎ、滝、波、野生動物、昆虫、
あらゆる生命、星空、炎などとともに舞踏のムーブメントを通して身体をさぐり、自分の内側からの動きを発見していきます。
ワークショップは午前と午後、即興のセッションも行い、屋久島の自然を探索しながらすすめていきます。室内でのウォーミング
アップと野外ワーク;浜辺、森、山、川辺、滝など。
また、このワークショップ期間中、石・竹・貝やパーカッション、ボイスで小宮広子が音を担当します。
参加者定員: 15名
申し込み&問合せ
e-mail: yaku@office-manatsu.com
FAX: 0997-47-2397
URL http://www.office-manatsu.com
有)ネイチャーガイド オフィス まなつ
〒891-4405
TEL&FAX 0997-47-2397
※郵送でもお申し込みできます。