竹之内 淳志 じねん舞踏ワークショップ
今回のワークショップは舞踏のテーマである、生と死と変容に深く触れる。
そして最終日に参加者のソロもしくはデュオの舞踏を発表する。
同時に2005年夏アビニヨンフェスティバルの野外、
2006-07年ポンピドウセンター前広場で行った舞踏行列やグループインプロも行う。
日時: 2008年 1月8,9,10,11,12,14,15,16,17,18日 計10日間
*最終日18日‐13時より、ソロ,デュオEspace Culturel Bertin
Poireeにて5時間連続発表。
‐ 19時よりポンピドーセンタ前広場にてグループでのインプロを行う。
場所: Espace Culturel Bertin Poiree
時間: 11:00-19:00(18日のみ10:00-21:00) 計83時間 定員20名
参加資格:身体表現の経験を既に持っている事。学歴は問わず。基本的に10日間全て出席のこと。
じねん舞踏のスタージュの大きなテーマは生と死(陰陽)である、光と闇、昼と夜、生と死の大きな自然‐じねん‐のサイク
の中で生きる様々な生命に変容し、その生命を踊ることである。
そして、更に今回のスタージュでフォーカスをする事は、社会から外され押しやられてきた生命や、死を目前にして暗部に押しやられた生命。例えば、捨てられた子どもや老人,戦場で傷つき唯祈る人,自由を叫ぶ革命の人,殺戮と麻薬で狂った兵士,強制移住の先住民の死の行進,身体や心を病んだ隔離された人,愛し捨てられる娼婦や男娼,病んだ役者や乞食,火炎弾や環境破壊で、消え焼かれゆく生物や森やその精霊、消えて行く海の神や山の神、太古の踊り。この様々な生命を、深く抱きしめ、その生命に変容し踊ることである。
そしてその生命を踊る事を通して、自らの内にある暗部にも出会い、それを隠さぬ真の生命の発露と捉え、暗部と言う概念から解き放ち、それを光にするまで唯々踊る。
どの様な身体や精神の状態で舞踏に向き合い、あなたの内に眠る動きを如何に技術化するかをスタージュの上記の内容を進める中で、またインプロをベースにしたソロやデュオを創作していく中で、アドバイスする。
竹之内淳志
※衣装:衣装、かぶり物、靴等、を持参して下さい。
陰陽のように西洋と東洋、古典と現代、様々なタイプの両極の人がいて構わないので、迷わず自分の思う衣装、扮装を持ってくる事、シンプルなもの、ドレスや派手な扮装、奇抜なものも可、ハダカも可ただし舞踏用パンツ、ふんどし等着用の事。当方では日本の着物10着程度用意しています。
*屋外でのワークも行う予定であるので、あなたの衣装に合う丈夫で踊れる靴持参の事。
じねん舞踏の基本的練習内容
1.あなたの『内からの動き』を様々な環境に置かれた体、様々な状態になる体を通して見出す。
様々な体の位置〔寝る(うつ伏せ あお向け 寝返り)・座る・立つ(高い 低い)・転がる〕
様々な状況状態に置かれた歩行〔関節・重心・灰柱・生・死・風・水・火・石・樹・氷上・泥・骨〕
様々な植物や動物などの生命〔種・発芽・草・樹・花・胎動・アメーバー・カニ・タコ・魚・爬虫類・
両生類・小鳥・鷹・虎・牛・馬・龍・怪物〕
様々な環境に置かれた生命〔森林・川・海・川海岸・山・岩・砂漠・廃虚・遺跡・家の中・都市空間〕
様々な人〔胎児・赤ん坊・幼児・青年(男女)・大人(男女 中性)・老人〕
様々な病〔体の障碍(目 会話 耳 手 足 胸 腰)・精神の障碍(躁 鬱 精神分裂)・
飢え・高熱・痛みと治癒〕
様々な感情〔喜び・悲しみ・苦しみ・怒り・個人的感情・普遍的感情〕
2.『内からの動き』から生まれるインプロをベースにした、舞踏ソロ、デュオ、群舞の創作。
ソロ、デュオの創作〔自己の『内からの動き』をソロ、デュオの舞踏に変容させていくため、インプロを
繰り返す。群舞も其々の『内からの動き』を共感するため、インプロの群舞を繰り返す。〕
<予約&問い合わせ先>
Espace
Culturel Bertin Poiree
Association Culturelle Franco-Japonaise de
TENRI
8-12, rue Bertin Poiree 75001 Paris
Tel +33(0)1 4476 0606 / Fax
+33(0)1 4476 0613
E-mail: ecbp@tenri-paris.com
日本語 tel及びe-mailとも可能
Website : www.tenri-paris.com